悪い歯並びを放置するデメリット
皆さんこんにちは。
ふかや夢デンタルクリニックです。
海外の古い映画やアニメなどで、日本人といえば「出っ歯・メガネ・カメラ」などのステレオタイプで描かれていることがあります。日本人といえば、それほどまでに「歯並びが悪い人種」というイメージで見られてきたのです。
確かに欧米人と比べると、私たち日本人は顎が小さく、歯並びも乱れがち。歯列矯正も今ほど浸透していなかったので、「出っ歯」や「八重歯」が多いといえるでしょう。(ちなみに八重歯に至っては、海外では「吸血鬼」のイメージがあり忌み嫌われています)。
こうした「悪い歯並び」は、見た目の悪さだけでなく、放置していると健康上にもさまざまなデメリットがあるのはご存知でしたか?
今回は「悪い歯並び」が引き起こす悪影響について、くわしく解説します。
そもそも、お口の中に汚れがなければ、むし歯・歯周病にはかかりません。なぜなら、お口の中にプラークや歯石がなければ、むし歯菌や歯周病菌は棲みつくことができないからです。
たとえば歯並びがガタガタに入り組んでいる「乱杭歯」だと、歯ブラシでうまく磨くことは至難のわざ。磨き残しがどうしても多くなるので、汚れも蓄積しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが上昇します。
出っ歯や受け口など、歯並びの乱れに悩んでいる方は、見た目によるコンプレックスを抱えています。
人前で口を開けて笑えない、写真を撮る時は歯を見せないようにしている、人に口元を見られるのが嫌で性格まで暗くなったという方もいらっしゃいます。
矯しかし、思い切って歯列矯正を受けることで、そういったコンプレックスから解放され、人生そのものが楽しくなり、気持ちもとても前向きに変わっていきますよ。
「歯並びが悪い」ということは、かみ合わせも乱れているということです。
上下の歯のかみ合わせがズレていると、食べ物を細かくかみ砕いたりすりつぶしたりができません。すると胃腸への負担がかかり、栄養の吸収率も悪くなります。
また、噛む行為はとても大きい負荷がかかるので、かみ合わせがズレたままだと顎や顔の形がゆがんでしまったり、全身の発育にも悪影響を及ぶこともあります。
うまく発音できない方や、滑舌が悪くて舌ったらずになっている方は、歯並びが原因の場合があります。たとえば前歯がすきっ歯だとすきまから息が漏れてしまい、サ行やタ行などの音、英語の「th」の発音がしづらくなります。
こうした歯並びの悪さによる発音障害も、歯列矯正を受ければ舌の動き方も変わるので、上手に発音できるようになることがあります。
このように「悪い歯並び」を放置していると、見た目だけでなく、さまざまなリスクを背負うこととなります。
歯並びは自力では治せません。歯並びにお悩みなら、まずは当院の矯正歯科までご相談ください。